住宅性能表示制度とは、国土交通省が指定した第三者機関が、定められた指標に基づいて住宅の性能を10の分野で評価するものです。いわば住宅の性能を表した成績表です。公正で信頼性の高いこの制度のおかげで、住宅購入を検討している方が、住宅の性能を比較検討しやすくなりました。サンウエストホームでは、設計段階に審査する「設計性能評価」と、施工中・完成時の建物を評価する「建設性能評価」のダブルを取得しています。
※住宅性能評価を「設計」と「建設」で全棟取得しています。
※住宅性能表示制度の構造の安定・劣化の軽減・維持管理への配慮・温熱環境(エネルギー消費量)・空気環境の5分野で、最高等級を取得。
(項目・等級数はプランにより異なります。)
※2022年4月1日時点で施行されている法律・制度に基づいており、法改正等により変更となる場合があります。
住宅性能評価の大きな基準は10項目 |
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❶ 構造の安定
地震・災害時の倒壊しにくさ、損傷の受けにくさについて評価 |
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❷ 火災時の安全
住宅の燃え広がりにくさや避難のしやすさなどを評価 |
建築基準法で定められた内容を担保しています |
❸ 劣化の軽減
柱や土台などの耐久性を評価 |
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❹ 維持管理への配慮
配管などの点検・清掃・補修のしやすさ、更新対策などの評価 |
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❺ 温熱環境・エネルギー消費量
省エネルギー対策として、壁や窓の断熱・結露防止などの評価 |
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❻ 空気環境
ホルムアルデヒド対策についての評価 |
※内装・天井裏等ともに最高等級を取得しています 建築基準法で定められた内容を担保しています |
❼ 光・視環境
東西南北および上方の5方向について採光性能を評価 |
建築基準法で定められた内容を担保しています |
❽ 音環境
おもに共同住宅を対象に遮音性能を評価 |
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❾ 高齢者等への配慮
バリアフリー度や段差など、移動の安全性を評価 |
建築基準法で定められた内容を担保しています |
➓ 防犯
開口部からの侵入防止策など防犯対策について評価 |
ダブルロック玄関鍵やカラーモニター付きハンズフリーインターフォン、シャッター付きサッシ窓などで対応。 |
住宅性能表示制度のメリットとして、住宅の性能を簡単に比較することが可能なだけではなく、「住宅ローン」や「地震保険」などを利用する際も有利に働きます。また、将来住宅を売却する場合なども、住宅性能評価書を取得していることによって、高い資産評価を得ることができます。
デメリットとしては、等級を上げることにより、その分建築コストが上がることです。しかし、全ての等級を最上級にしたところで、快適な住宅になるわけではありません。例えば、❼日当たりの良さを求めて窓を大きくすることにより、必然的に❶耐震評価が下がる可能性があります。
このように間取りや周辺環境、ライフスタイルによって、必要な等級レベルを判断する必要があります。サンウエストホームでは、熟練の建築士が一棟ごとに間取りや周辺環境、ライフスタイルを考慮して、必要な等級レベルを判断しています。